2年ぶりに来院されたIさん(80代・女性)、ご家族に付き添われて来院されました。
病院ではすべり症で手術しなければ治らないと言われました。
以前はバスに乗って一人でここまで来られたというのに、今回は座っていても辛そうで元気がありません。
「痛くて歩けないの」
と、ゆっくりなんとかハイローベッドにたどり着き、横になりました。
矯正の前に筋肉を緩めると、話好きのIさんはいつも色々なお話しをされるのですが、今日はすっかり黙り込み、無言で施術を受けています。
術を終えると
「次はいつ来たらいいの?」
と即座に問いただし、早くこの痛みから解放されたい様子でした。
お盆休みが終わり、1週間空けて2回目に来られたIさん。
この日もご家族の方が付き添われていましたが、院内を歩く動作は前回と違い普通に歩けています。
「シビレが弱まってね、日に日に良くなっているみたいなの」
と、家の中で歩けるようになったことを喜んでおられました。
本日も同様の施術を行い、リンパ循環のためふくらはぎの筋肉を動かすと、足がポカポカと温かくなり、気持ちよさそうに帰って行かれました。
そしてOさん(70代・女性)も3ヶ月ぶりに来院されました。
左の坐骨が痛くて歩けなかったのですが、ご主人の介護でずっと来られませんでした。
その間は、右に曲がった腰を左に戻すように姿勢を心がけ、筋肉を使って良く歩いたら症状が軽くなったとおっしゃっていました。
骨盤と首を矯正し施術が終わるとOさんは、痛み無くスッと起き上がることが出来ました。
以前は反り腰にならないよう丸くなって、慎重にベッドから起きていたのです。
あともう一息という感じです。
「ありがとうございまーす」
と、真っ赤なカットソーにストライプのパンツでスタスタ帰って行かれる後ろ姿は、3ヶ月前とは大違いでした。
お二人とも、このまま順調に良くなってくれると嬉しいです。
** 写真はHさんに頂いたお土産 **
珍しい美味しいものをありがとうございます。 いつも気にかけてくださって感謝します。