以前アトラス・オーソゴナルを江戸川区で受けられていた患者様(20代・女性)が来院されました。
受け取ったレントゲンは12年前のもので患者様は当時小学生。
この時の施術が良好だったとのことで、このままこのレントゲンを使わさせてもらいました。
首周りの疲れや痛みにお困りでしたがご本人が姿勢の崩れを自覚されていて、直そうとするもなかなかスマホが手放せない世代なので無理もないかなと感じました。
「姿勢は健康の基本」と言う私も、きっとこの世代でしたら情報の方が健康より優先されていたでしょう。
人様にお説教などできる立場ではないので、悪い姿勢の成れの果て、私の首のレントゲンをお見せしております。
こんな風にはなりたくないでしょうという意味をこめて、骨がギサギサに配列しているレントゲンを。
さてこちらの患者様はとても感度の鋭い方で、首をスキャニングすると自分で触れずともご自身の筋肉の張りを感知しておりました。
12年ぶりにAOテーブルに横になった患者様は、少し指示しただけでほど良く肩を上下前後にセットしてくれます。
前施術者のスムーズな指導が測り知れます。
「パチン」と施術が終わり再びスキャニングすると首の筋肉は柔らかくなっています。
レッグチェックでも短足が伸びていたのでそのまま10分ほど休んでいただきました。
術後、迎えに来られたお母様に
「ここ、出っ張っていたのがへこんだんだよ!」
と首を指して、楽になったことを報告されていました。
患者様の笑顔が見れ、無事に引き継ぎができたことにホッとした一日でした。