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夕方の冷えとぎっくり腰

花猛暑も終わり、畑仕事、剪定と屋外作業を始める季節となりました。

昼は動くと汗ばむほどの気温も午後になると徐々に下がり、うすら寒くなってきます。

きりの良いところまで作業を続けてしまうと汗と気温で冷えた身体に疲労が重なり、ぎっくり腰や坐骨神経痛を起こしがちです。

Hさん(70代・男性)も数日前に畑仕事をしてから腰の調子がおかしくなりました。

翌日はもっと痛みが強まり、病院に行かれたのですが痛みが治まることはなく、寝ているしかありません。

そこで奥様が車でご主人を連れて当院に来られました。

 

杖をついて入られたHさん、とても痛々しい様子です。

医師の診断では圧迫骨折らしき小さなヒビが見られたそうですが、これはだいぶ昔のもので今回の原因ではないとのこと。

当院の施術は身体に大きな負担がかからない矯正なので、施術ベッドに自力で乗れさえすればお助けすることができると思いました。

骨盤を調整した状態で10分間ほど寝ててもらえばいいだけだからです。

 

うつ伏せで寝ていても腰に痛みがありましたが、矯正すると次第にスゥと痛みが消えていきました。

5分後に固くなっている筋肉を押圧すると、まだ固さが残りますが、

「痛みが少し軽くなった」

とHさん。

10分後にはさらに軽減し、矯正が終了しベッドの上で両ひざまで起き上がると

「あれっ、治ったんじゃないか?」

と、少し笑顔になったHさん。

しかしベッドから降りて立ち上がると、すぐさまズッキンと痛みが襲いました。

まだ周辺の組織は損傷した状態で修復に時間が必要です。

大元の骨格を正しい位置にしていけば、治癒力がどんどん働き回復に向かうはずです。

 

そして次の施術は杖をつかずに一人でお見えになりました。

「階段を降りれたよ」

と更に良い状態になり、健康への自信を取り戻したHさんは、もう一息で復活できると思われている様子です。

2回目も同様の施術を終えると、帰る時は来た時よりも身体が安定しておられました。

 

明日の朝、腰痛を気にせずスムーズに起きれることを私もお祈りしています。

 

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2024年11月13日

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