八千代台の整体の業務を月ごとにご紹介
手根管症候群
今日から3日間、ご主人と温泉に行かれる I さん(60代)。
10年前から自己免疫疾患の症状があり、当院には首のこわばり、両手のしびれで来院されました。
肘・手首・指に対する操作とクラニアル。しびれやこわばりが半分以上取れ、6回目の施術で仙腸関節不調から脳脊髄液循環へと症状が移行しました。
「体が元気になって、主人と旅行にでも行けたらいいなと思っています」とおっしゃっていましたが、ご自身でも健康になるため毎日足踏みや予防運動をしていた甲斐あって、だいぶ調子が良くなったことが伺えます。
旅から戻ってからの予約も入れて、準備万端で帰られました。
今頃、湯けむりの中で楽しい思い出を作っておられることでしょう。
2008年6月28日
骨盤のズレ
長時間座っていると腰が痛むとのことで来院された美容師のMさん(20代)。お尻も座骨が痛いとのこと。
検査のため仰向けで寝てもらうと、患者様自身でも判別できるほど左右の骨盤の位置が違っています。上下前後いずれも見てわかるほどのズレです。
シャンプーで左足に体重をのせ無理な姿勢を続けてから、こうなったと自覚しているようで、しかも毎日約10人のお客様をこの姿勢でシャンプーしていたそうです。この姿勢は即刻やめてもらい、正しいシャンプーフォーム(?)にしてもらいました。
左の仙腸関節が外転しているのでPSISを意識してブロックする施術を続けました。ちょうどこのテクニックは今授業で、スクール生が教わっているようです。
1クール半施術しましたが、骨盤を見ると左右の高さがほぼ同じになっています。腰痛も無く、特に気になる痛みも無いそうです。
矯正後の骨盤が目で見てわかるほどだったことに、正直私がびっくりしました。
Mさん、ゴールが近づいてきました。もう少しです。頑張りましょう。
2008年6月21日
坐骨神経痛
右側臀部から腿、ふくらはぎの痛みと痺れで会社を早退して当院に来られた女性の患者様(40代)。
痛み出してから2、3日経つということでしたが、施術について説明を開始すると
「痛くて聞いていられないです。もうやってください。」
と説明もそこそこ、本人の了承を得て検査に入りました。
出産時に坐骨神経痛を経験しているそうですが、放っておいたら痛みが無くなったので何も治療をしなかったそうです。
足の長短は右ですが、右足は骨折したこともあるので骨盤の高低をみると、やはり右です。
左でもブロックを入れてみましたが痛そうで右の方が痛みが軽減しています。
そのまま右で続行していると、痛みが無くなってきたのか患者様がウトウトしだしてきました。
約30分の施術が終了すると「あんなに痛くて歩けなかったのに」と痛みが無くなっていることを喜んでおられます。
そして本日2回目。
「足もお尻もどこも痛くないです。今まで痛くて寝れなかったけれど、夕べは良く眠れました」とのこと。
1回でここまで改善したことに私がびっくりしました。施術中はかなり痛がっていたからです。
今日は午前・午後2回連続施術するつもりでしたが、仙腸関節へ症状が移行したこともあり1回のみとしました。
痛み出してから時間をおかずに早めに来られたからか、回復の早さに驚きました。
帰り際、頼んだわけではないのですが、外に置いてある当院のチラシを持っていってくださいました。
ありがとうございます。
2008年6月10日
慢性肩こり
慢性の肩こりで来られた女性の患者様(60代)。カルテのほとんどに丸が付けられ腰、膝、股関節にも痛みがありました。
長年積み重ねた肩こりで背中は鉄板が入っているように固く、首の付け根から丸く盛り上がっています。
1回目。洗面時、腰の痛みが無くなったとのこと。それ以外は変わらず。その後数回施術したのですが、問診で返ってくる言葉はいつも「変わらないです、良くなりません」でした。
同じ体幹、同じ年齢、同じ慢性肩こりの女性の患者様が他にいらっしゃるのですが、こちらは施術するごとに徐々に良くなり、いつも笑顔で帰っていかれます。どうしても理由がわからず患者様にも不安と苛立ちの様子が伺えました。
1クール施術して何の結果も出ないのならば師に相談するしかないと思い、患者様と話し合いました。少し時間をかけて。
ご本人からは「もう1クール続けてみる」という言葉が返ってきましたが、不安な様子は隠しきれません。全ての痛みに対して誠心誠意をもって施術することしかありません。
この話し合いの時間を持った直後からでした。施術するごとに「足を外側に曲げても股関節が痛まない」、「膝の痛みが無くなった」、「横座り出来るようになった」そしてついに「肩こりが無くなった」という言葉を聞くことが出来ました。
卒業間際にまだ使う必要の無い回数券を購入し、月に一度のメンテナンスに来るとおっしゃいました。
驚いたことに、あれほど不安そうだったというのにこの患者様は他の患者様を紹介し、その患者様も当院を他の患者様に紹介して下さっています。
本当にありがたい事と思います。
いつも私の方が患者様から元気と喜びをいただき、本当に感謝しております。
2008年6月 6日