右首から肩甲骨、上腕に痛みがあり、夜も眠れずお困りだったKさん(40代・男性)。
手首から親指もジンジン痺れます。
頭を左に向いたり傾けたりすると痛みが増強します。
十分な睡眠がとれなければ、お仕事にも差し障ることでしょう。
お電話があった日にすぐさまCTを撮りに、松戸の携提病院に行かれました。
その日のうちにCTデータの入ったCD-ROMを届けてくださったので、すぐに分析し翌日の施術に備えられました。
Kさんは幼い頃に車にひかれ、アゴや脚の骨を折っていました。
この時のダメージが頸椎のゆがみに影響を残したままかもしれません。
CT画像をもとにアトラス・オーソゴナルで頸椎1番の矯正を行いました。
2日後再度来院されると、「あまり状態は変わらない」とKさん。
残念そうな様子でしたが1回で痺れが取れれば奇跡的ラッキーです。
あきらめずこの日も頸椎を矯正。
術後10分間、仰向けで安静にしてみるも、痛みとしびれは取れません。
この日は次に骨盤の矯正も行いました。
うつ伏せのまま10分ほど矯正を行います。
うつ伏せは患部に痛みが出ず、楽そうな様子でした。
矯正が終わり、ベッドから起き上がってもらうと
「あれ?さっきは痛かったのにあまり痛くないな」
と、頭を動かすKさん。
術後はそんなに首を動かしてもらいたくないのですが、Kさんのシビアな状態に少しでも効果が見られ、安堵の光がさしました。
あとはこのまま突き進むだけ。
まだまだ施術は前半戦。
焦らず、頑張ってまいりましょう。