
10月、待ちに待った秋の剪定がやっと解禁、最初は元気な柘植から始めました。
今年は縁を丸くせず、陣笠のように鋭角にしようと試み、太い枝も刈り取って思いっきり透きました。
低木の伽羅はキノコ型にし、「チコちゃん」になりました。
キンモクセイと榊は、しなやかな枝ぶりが見えるほど大胆に透き、LED電球を巻き付けたらステキな電灯になりそうです。
庭木が終わると次は垣根です。
バリカンで刈っていると、散歩をしているおじさんにたびたび声を掛けられ、初対面かと思いきや、わたし去年もこの方とはお話したことがあったそうです。
年を取るとアイドルの顔が皆同じに見えると言いますが、私は眼鏡をかけたおじさんが皆同じに見えてしまいます。
来年は忘れないように気を付けたいと思います。
そして最後は、松!
3m近くあるので、てっぺんは命がけでホント怖いです。
奥の方や高い所はあともう10㎝背が高ければと、ピクピク腕を伸ばして切り落とします。
でも、もう何回かやっているので今年は幾分作業が早い!落とす松葉が判る。
難しい判断は、いかに松を小さくするか。
もう3mあるので今後の作業を考えるとこれ以上大きくならないように新芽を切らねばなりません。
中芽で落とした場所が悪いと、来年葉っぱが出ず枯れ枝に変わってしまうのです。
今年の新たな課題です。
それを3年前から分かって剪定していたら、もっと良くなっていただろうなと思います。
最近NHKで観た足立美術館の庭を思い浮かべながら松2本、ようやく完成致しました(写真)。
今年は全部、私がやりました。
とってもすっきりした庭になり、気持ちいいです。
これだから剪定はやめられない。