今年も松の剪定の時期がやってきました。
今度こそ一人で1本仕上げるぞ!と、いきこんでいるのですが、どういうわけか休みの日はいつも天気が悪く、なかなか作業に取り掛かれません。
やっと雨の降らない日がやってきましたが、曇りがちで寒さがじんわりしみてきます。
でも剪定は大好きな仕事なのでやる気満々。
まずは足場づくり。
植木同士の間隔が狭いので脚立の置き場になかなか良い場所が見つからず、足場づくりだけで随分時間がかかってしまいました。
脚立を垣根に寄りかからせて板を通し、無理やりのスゴ技で作った足場でも、一番てっぺんは手が届くのがやっと。
脚立は倒れないけれどグラグラ揺れ、バランスを崩したら落ちてしまいます。
年の瀬に大けがしてなるものかと、恐る恐る慎重にチョキチョキ。
おばあちゃんになっても出来るかなぁ?と思いつつ寒さと高さに緊張しながら作業を終え、下の段に。
すっきりしてくると、これがたまらなく楽しいんです。
そんなこんなで一日3、4時間やって、3日かかりました。
Youtubeで勉強したので、今回の剪定はなかなかうまくいったと思います。
細かいことを挙げれば、針の葉を折らないようにしたり、奥の方にボリュームをもたせたり、とたくさん改善点が有るのですが、今回はモッサモッサして重かった松葉をすっきりさせることで良しとします。
葉が全部元気そうに上を向いてるし、父がやった松よりキレイなんじゃないかな、などと自画自賛し、毎朝自分の作品を眺めております。
ちょっと自信がついたので、来年は大きい松もやってみよう!