半年ぶりにMさん(40代・女性)が来院されました。
手が震え、意識を失うようなめまいで倒れてしまったそうです。
Mさんは古くからの患者様で、当初からめまいの症状でお困りでした。
首にはいつも鍼を貼られていて、首や肩は軽くなっても、気力の無い状態はなかなかすっきりとなりませんでした。
レントゲンで首の歪みを計測できるようになり、頸椎の矯正を本格的に行うと、やがて力も入るようになり、めまいも解消されていきました。
ただ並行して病院にも通われていたので、Mさんはこの効果は薬の効用だと思われたようです。
それから4か月間、
「普通の人のように健康に過ごせていたんです。」
と、Mさん。
しかし4月頃からまた立ち眩みが起こり、体調が悪くなってきました。
通っていた病院に行ってもめまいは治らず、ついにバルコニーで倒れてしまったそうです。
休日でお家にいたご主人が音に気付いて駆けつけ、カイロプラクティックに行こうと決めました。
この症状は首こりも必ずともなっているとのこと。
せっかくレントゲンがあるのですから、頸椎の矯正をしっかり行いました。
そして休み明け。
Mさんからお電話があり、次の予約を入れてくださいました。
「あれからだいぶ良くなってきたんです。」
と、明るい声。
めまいが薬でなくカイロプラクティックで良くなったと確信してくださったのか、ご主人もレントゲンを撮って頚椎矯正することを考えてくださっているようです(ダブルで嬉しかったです!)。
苦労して遠方までレントゲン検査に行って下さる患者様。
少しでも良い効果を得られるよう、日々努力しなくてはと思います。
ありがとうございました。