またまたぎっくり腰の患者様になります。
半年に1回の頻度でぎっくり腰をやってしまうというHさん(50代・男性)。
前回ぎっくり腰になった時は病院ですべり症と言われたそうです。
分離症の形跡があるようで、サッカーを熱心にやられていた学生時代に発症していたのかもしれません。
初回は頚椎のレントゲンが無いのでAOは行えず、骨盤を調整し、後日レントゲンを撮ってもらいました。
患者様が整形外科からもらってくるレントゲンは、定規で首の歪みを計測するように撮られていないので線引きに使えません。
患者様には大変なのですが、船堀まで線引き専門のレントゲンを撮りに行ってもらわなくてはなりません。
Hさんはレントゲンを撮りに行き、再び施術に来られたのは初回から2週間ほど経っていました。
この時は、前かがみや車から降りるときの立ち上がりで痛みが有り、歩くと背中がこわばるようでした。気になるレントゲンを見ると、首の形状がまるで蛇が起き上がったように後方が凸になるカーブを描いていました。
ぎっくり腰で来られましたが、首も相当悪いのです。
AOを含めた施術を行い、初回はあまり変化を感じられなかったようですが、3回目から車から降りる時に痛みを感じなくなりました。
起床時の腰のこわばりも弱まってきたそうです。
これを聞けて安心しました。
なぜなら、10日後にお嬢さんの結婚式があるのです。
Hさんは、長時間座りっぱなしでいることに不安を感じていました。
「この分なら大丈夫でしょう!」 と、Hさん本人がおっしゃってくださったので、私の方が安心しました。
腰の心配が解決し、あとはお嬢さんに頼まれた歌の心配だけですね。
「斎藤和義」、頑張って歌ってきて下さい!