腰痛で来られたSさん(30代・主婦)は少女らしさの残る可愛いママさんです。兵庫出身で、やんわりとした関西訛りが耳に心地いいです。
赤ちゃんと小さなお子さんを連れて歩く姿があまりに痛々しく見えたせいか、小児科に行くと先生に骨盤ベルトを奨められたほど。
そんなSさんは2月まで実家の兵庫で暮らすことになり、年末の出発に向けそれまでになんとかしてほしいと来院されました。残る日数はあと20日程度。
とても子供たちを抱っこして来れる状態でなく、近所に身内の方もいらっしゃらないので、旦那様の帰宅を待ちお子さんを家で見てもらいながら通うこととなりました。
初回の施術は2日後あたりから徐々に良くなり、2回目では当初の痛みの3割程度になりました。3回目でR1に移行し、以後日常で腰の痛みはあまり感じられなくなり、期限までになんとかなる見込みが見えてきました 。
施術中にSさんから、こんなことを覗いました。
「子供を両親に預けてでも夫婦で映画を見たり食事をしたりする2人だけの時間をなるべく作るようにすることが大切なんだそうです。赤ちゃんはかわいいけれど、子供を全く見ない時間を少しでも作らないと子育てで参ってしまい、ストレスをかかえるとかえって子供に対して良くないみたいです。」
なるほど。1日中ずっと小さな2人のお子さんたちから目を離さず面倒をみるのはかなり体力のいることでしょう。そのせいかSさんはいつも
「ここに来る日を心待ちにしているんです。やっと1人だけの時間が出来て。」
と気持ち良さそうにスヤスヤと寝入ってしまいます。施術が終わると旦那様がお子さんたちと一緒に車で迎えに来られ、笑顔で帰って行かれます。こちらまで温かい気持ちになります。
そしてついに年内最後の施術日。
検査は全てOKです。クリスマスまでにというプレッシャーがありましたが、間に合うことができました。
1つ残った回数券。八千代台に戻られたら再検査にお越し下さい。
私もSさんも安心して、お正月を迎えられることとなりました。
ご両親もお孫さんに会えるのを楽しみにしているでしょう。
たくさん聞かせてもらった関西の美味しい物を食べて、2月までゆっくりとお過ごし下さい。