金曜日はアトラス・オーソゴナルのレントゲン撮影日です。
この日はなるべく私も現場に行きます。
その日のうちにレントゲンを受け取れるので前もって線引きが出来ること、またじっくり解析できること、撮影時の様子も見ておくと線引きの参考にもなるからです。
民間療法を受けるのにレントゲンを撮ろうと遠方まで足を運ばれる患者様には、それだけ理解していただけたのだとありがたく思っています。
撮影後、治療院に戻ると夜9時近くなり、これから線引きを始めるのですが、スルスルと解析できるものもあれば、セオリー通りにはいかず頭を悩ませるもの、骨が見えにくいものもあり、一人分の解析に40分かかったりして10時を過ぎたり。
会社勤めをしていた頃はもっと遅い時間に帰宅していたのですから大したことはないのですが、一人なだけに少し寂しい気もします。
しかし、この患者さんはどのような骨格でどのぐらい変位してこんなに辛いのかな、ということが分かると夜が遅くても苦にならないのです。
パズルを解いていくようなワクワク感。
おそらくアトラスオーソゴニストの方々は、皆さんそんな心持ちで線引きされているのではないかと思います。
臨床では教科書通りにいかないことがあり、このような疑問は講習会で経験豊富な先輩方のご意見を聞けるので、むしろありがたいです。
講師の皆様、先生方、いつも良い知恵をお授け下さりありがとうございます。
来週もどうぞ宜しくお願い致します。