6時半に予約の患者様が
「今日、いいんですか?」
と、来院されました。
外を見るといつの間にかうっすらとアスファルトが白くなっていました。
患者様はスタットレスで来られたので、私の帰りの足を心配してくれたのです。
このぐらいの雪なら京成は走る!と京成電鉄には妙な信頼があるので、気にせずいつも通り営業。
施術を終え患者様が帰られると、大通りには人が一人もいません。
いつもは会社帰りのOLさんやサラリーマンがこの通りを歩いているのにとても静か。
電車が来ていないってこと?と、このとき初めて不安が襲ってきました。
掃除もせずに急いで帰り支度。
しかし駅に着くと、電車は少し待っただけてきちんと来てくれました。
さすが京成! と、ここまでは良かったのですが、自宅の駅で降りると停留所には長蛇の列。
バスには乗り切れず、久しぶりに歩いて帰ることにしました。
もう長靴がミシミシいうほど雪が積もっています。
夜なのに明るくていつもと違う風景。 結構きれいな街じゃない、と感心したりして、ほっぺ真っ赤にして、耳がちぎれそうになりながら、もくもくと歩くこと30分。
翌日も歩いて通勤し、治療院の前を雪かきしました。
ご近所さんと
「大変ですねぇ」
などと言いつつも、お互い顔が少しほころんでいるのは、やっぱり雪の珍しさからですかね。
それでも今年はもうこれ1回で、雪は最後と願いたいです。