吹く風のうすら寒い季節となりました。
そろそろ垣根や植木の手入れをする時期です。
父が毎年やってくれるのですが、高齢のためそろそろ私に継いでもらおうと
「あの松1本やってみろ」
と、奥の人目につかない、やや小さめの松を任されました。
まずは身支度。
松葉が刺さるので帽子 マスク 松脂がつくので長袖シャツ 滑り止めのついた手袋 目以外の全てを覆って、いざ出陣。
コレ↓を
こうする↓
一か所に3つ束がある場合は、一番短い葉の束を残し、後の2つは切り落とすとのこと。
初めはどれを落とすかじっくり考えてやっていましたが、だんだん剪定鋏の「パチッパチッ」という音が小気味良くなり、いつのまにかテンポ良くバシバシ切り落としていました。
切りすぎたかなと思い、父のお手本の松を見ると、だいぶすっきりしてて、まだまだ落としてもいい感じ。
この日は1時間程度で切り上げ2日目。
見本を見ているうちにちょっと応用が効いてきて、
「ここから枝が伸びたらカッコ良くなるんじゃない?」
と枝ぶりの未来図を想像して、残す松葉を選ぶように。
今や休日の楽しみとなってしまった松の間引き。
しかし用事が出来てしまい手がつかず、結局父が全部仕上げてしまいました。
かなりスカスカにしたつもりでしたが、父の仕上げはもっと涼しそうで形も良い。
毎年やって、いつか見事な松を成形できるようになりたいです。