「腰が痛くて椅子から立ち上がれない」 と、来院されたIさん(60代・女性)。
来週は都内にお出かけもするし、その次のGWも旅行に行かれます。
それまでに何とかしたいと来られました。
Iさんは先月もやはり旅行の数日前に腰を痛めて施術を受けに来ています。
術後は痛みが取れ、無事旅行にも行け、帰ってきてからも再発しなかったので来られていなかったのですが、1ヶ月経ってまた腰が痛くなってしまいました。 2回ほど施術し、術後は腰に手を当てて 「軽くなったわ!」 と、笑顔で帰られ安心しました。
しかし土曜日に
「やっぱりまだ痛いの」
と、電話がありました。
立ち上がってしまえば痛みは無く、犬の散歩も行けるのですが、前かがみと立ち上がりの痛みだけは元に戻ってしまうのです。
「いつもは1、2回で治るのに」
と、Iさん。
うつ伏せで寝ているIさんの両足は長さが揃っているのですが、膝を曲げると右足が短くなってしまいます。
首を左右に向けても両足は揃いません。
腰椎5番が回転していないかチェックし、右の骨盤をドロップ矯正しました。
その後、頸椎専用の検査椅子に座り検査を終えると
「あっ、痛くない!?」
と、椅子から立ち上がることが出来ました。
しかし前に深くかがむと少し痛そうです。
全ての施術を終え、まだ腰の違和感が残っていましたが、ここから時間の経過とともに効果が表れるのを焦らず待ちたいと思います。
その後痛みが出たという連絡は無く、無事お出かけは行かれたようです。
お家での過ごし方に気になる姿勢があったのでアドバイスもしましたが、今度は旅行からお戻りになった時、痛くなくても検査とメンテナンスに来られるよう、きちんとお伝えしなければと思います。