脊柱管狭窄症で来られているOさん(80代・女性)、3年前の腰痛に始まり、1年前から両足に痛みが出るようになってしまいました。
何としても治したいと、これまで色々な治療院を巡ってこられました。
病院で 「狭窄症は治らないよ」 と言われ、
「治らないと言ってなぜ薬を出すのか、飲む気がしない」
と、おっしゃっていました。
Oさんはネットが出来るので症状や医師などを調べたのですが
「高齢者の狭窄症は治らないと書いてあるばかり」
と、おっしゃっていました。
それでもカイロプラクティックを受けてみて、痛みが軽減したことに希望をもって通われました。
何度が施術を続けると、ほどなく激痛が治まり
「夜は痛くて起こされることが無くなったから良く眠れる。激痛が無いだけでも幸せ!」
と、おっしゃってくれました。
しかし歩き出すと痛みが襲ってきます。
歩き出しの痛みが続き、改善速度が停滞していると感じられましたがOさんは私を信じて来てくださいました。
この症状が難しいと充分承知しているようでした。
そして1週間ほど前、Oさんはご自分に痛みがあるにも関わらず、ご主人の入院されてる病院に行かれました。
病院での長い待ち時間とご主人を心配する精神的不安ですっかり疲労しきっていたOさん。
しかし、腰に痛みがあるものの、両足には痛みが感じられなかったそうです。
調子が良いと喜んだOさんは、この日少し無理をしてバスを使ったり歩いたりしました。
停滞していたように思われていましたが、少しずつ右肩上がりで良くなっているのです。
「台所で前かがみにならずに立てることが多くなったの。良くなったって事よね」
と、嬉しそうに話すOさん。
あきらめずに頑張ってまいりましょう。