このところ急に朝夕の冷え込みが強くなり、ぎっくり腰や腰痛で来られる患者様が増えてきました。
古くからおつきあいのあるNさん(50代・女性)も1週間前に腰を痛め、久しぶりに来院されました。
Nさんはかつて坐骨神経痛で通われていましたが、今ではそれも無くなりお仕事も始められました。
ずっと腰の調子は良かったそうですが、寒さのせいかしゃがみこんで床掃除をしたら突然腰が痛みだし、幾日経てども痛みが取れず来院されました。
左の腰にシコリのように張っている固い筋肉があり、ここが最も痛いようです。
ブロック矯正すると、Nさんの腰からこのシコリが取れました。
術後、腰を捻りながら痛みを確認すると
「今は痛い所は無いです・・」
と、神妙な顔つきでチェックしているNさん。
「治るのにもう少しかかると思っていました」
と、回数券を作るつもりで来られたそうです。
このまま首も骨盤も安定してくれれば良いと思います。
次に来られたIさん(40代・男性)はぎっくり腰でした。
なんとか一人で来れたのでヘルニアには至っていない様子です。
しかし急性の激痛はベッドからの立ち上がりや移動が辛いものです。
固くなった起立筋や大腰筋を緩め、少しでもAOテーブルでの動作を軽くしたいと思います。
ブロックのあとオーソゴナルで頸椎を矯正すると、術前よりもスムーズに仰向けになることが出来ました。
少しでも円滑に動けるようになったことから、矯正が正しく行われたと確信出来ました。
術後、足踏みをやってもらうと、危なげなく出来ていたので安心です。
お二人とも、再発しにくい身体を作るため、もう少し頑張って続けましょう。