Mさん(60代・女性)、津軽三味線を習われている患者様です。4年ぶりに来院されました。
津軽三味線は三味線の中でも棹が重く、当時は首から左肩がカチカチに固く、とても辛そうでした。
しかし今回は庭の植木をのこぎりで剪定し、右肩を痛めて来られました。
まず骨盤を調整し、次に4年前には無かったオーソゴナルで頸椎の矯正を行いました。
見るからに怖そうなAOテーブルでしたが、Mさんは手の平でスタイラスの小さな力を確認すると
「ああ、大丈夫!」
と、笑顔でベッドに横になってくれました。
そして軽く首にパチンと矯正が済むと
「なんだか少し軽くなった感じ」
と、両肩を上げ下げしておられました。
このあとご自宅で三味線の稽古があると言い、急いで帰られたのですが、重たい三味線は肩や腕にずいぶん負担がかかるので、術後は安静にしていただきたいところです。
次に来られると、稽古を控えめにしていただいたせいか、それ以上痛くならずに安心しました。
それどころか
「下がっていた右肩が上がってるの!」
と、喜んでおられるMさん。
昔から右肩が下がっていることが気になっていたようですが、入浴時鏡を見ると両肩が揃っていることに気が付き、驚かれたそうです。
首や骨盤からのアプローチで背骨の歪みが正されたのです。
首は柔らかくなっており、痛みよりも身体のバランスが良くなったことが一番嬉しい様子のMさん。
オーソゴナルの精度を上げ、もっと多くの方に喜んで頂けるよう頑張ります。
** Sさんから頂いた差し入れ **
美味しいお店情報を自分の足で集めるSさん。
このクリームパンも流石の美味しさでした。
ありがとうございます。