Iさん(30代・女性)、春に流産しその頃から動悸や呼吸の息苦しさを感じるようになりました。
大学にお勤めされ、首・肩の緊張や張りにも悩まされていました。
他の整体院に2ヶ月間通われていましたが、症状が変化することなく、うちに来院されました。
15年前に事故に遭われ、学生の頃から不眠症もあり、今も薬を飲まれています。
脳幹に最も近い背骨である頸椎1番の歪みは、自律神経に大きな影響を与えます。
オーソゴナルでIさんの症状が改善されることを期待しました。
そして最初の変化が表れたのは2回目の術後でした。
「眠りが深くなりました」
と、Iさん。
このまま続けて行けば更に良くなるはずです。
薬の量は当人に任されていたので、この頃から少しずつ減らしていくようになりました。
施術を繰り返すうちに首・肩の緊張が弱まり、動悸や息苦しさも無くなっていきました。
6回目の施術は3週間ほど空けたのですが、この間更に薬を減らされ、とうとう薬を飲まずに済むようになりました。
動悸・耳鳴りも無く、肩の張りも感じられないということです。
Iさんは早寝早起き、ヨガなど適度に身体を動かし、自律神経のバランスを保つべく努力されていた甲斐もあって、これだけの症状が比較的早く改善されたと思います。
長年の自律神経の症状は、すぐに効果が確認できないこともしばしばです。
憑き物が取れたように突然良くなったりもします。
焦らず、根気よく頑張ってまいりましょう。