5月だというのに夏日が続き、気温の変化が激しくなると、ぎっくり腰や腰椎ヘルニアで来られる患者様が多くなりました。
Kさん(20代・女性)はお仕事で重い商品をケースごと棚にのせるので、腰に負担がかかり、ついに左腰に激痛が出てしまいました。
病院では薬を飲んでれば治ると言われ薬だけもらって帰りましたが、1週間飲み続けても激痛は治まりません。
とうとう太腿まで痛み出し当院にやって来られました。
起立筋、大腰筋は固く張っており、ハイローベッドで起き上がると上半身の重さが腰椎にかかり、Kさんの顔はこわばります。
ドロップの振動すら辛い様子でしたので、身体に負担のかからないブロックテクニックで骨盤を調整しました。
次にAOTを行い頸椎から腰椎・仙骨までの筋・腱膜を動かし神経圧迫を取り除きます。
1回の施術で激痛は全て無くなりませんが、翌日から必ず良い変化が起こるはずです。
予想通り、3日後に再び来院されたKさんは
「すごく良くなりました!」
と、明るい笑顔で報告してくれました。
まだ痛みはあるもののピキッという鋭さは無く、左足が上がるようになり、
「薬を飲んでもあんなに痛かったのが無くなって、だいぶ動けるようになりました」
と、喜んでいました。
2回目の施術でジンジンする痛みも少しずつ無くなっていきました。
Kさんは都合が悪くなり夜になってしまっても、タクシーを使って何とか施術に来られます。
それだけ信用いただけているということが、本当にありがたく思います。
病院からの1週間はとても痛くて辛い1週間だったのでしょう。
その痛みから解放されたことで、うちを信じていただけたのだと思うと、私も気持ちが引き締まります。
来週からのKさんの仕事復帰に向け、頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。