Mさん(40代・女性)、腰からお尻の痛みと、左足全体に痺れも出ていました。
7年前に腰椎椎間板ヘルニアを患い、その時は反対の右側に症状があったのですが、今回は短下肢側に痛みあり、前回よりも状態が良くありません。
短下肢側の腸骨の矯正、そしてブロックでの梨状筋操作を行い、次に頸椎の矯正です。
ヘルニアを患っているほとんどの方が、首が悪いのです。
検査椅子に腰かけてもらうのですが、固い椅子での座位が患部骨盤やお尻の安定に影響するのか、ふらつきが大きく検査が取れません。
磁石に検査を切り替え、手の長さも参考にし、左側アトラスを陽性としオーソゴナルを行いました。
術後、足の痛みやシビレが弱まり、Mさんに笑顔が戻りました。
付き添われたご主人に
「すっごい楽になった!」
と、言って帰られました。
しかし、翌日まで調子が良かったのですが、また足に痺れが出てきてしまいました。
「左足の甲にも痺れが有ります」
と、Mさん。
後方変位している骨盤と仙骨のドロップ、腰椎5番のポンピングを行いベッドから起きると
「あれっ、痺れてない!」
と床に足先を立てて、足甲・足裏の痺れを確認していました。
そのまま頸椎の検査に入り、この日は痛みが落ち着いたこともあってかコンピュータ検査が可能でした。
しかもその結果は、頸椎が良い状態と判断されていました。
前回の矯正がまだ持続しているようです。
3回目に来られると、
「もうほとんど足に痺れは無いです」
とのこと。
しかし仕事に復帰され、前かがみでの作業が多かったために腰が痛くなったそうです。
本日も骨盤の矯正を行うとすぐに腰の痛みは取れた様子。
検査すると頸椎もまだ良い状態を保ち続けていました。
首から神経エネルギーがきちんと流れ、治癒力が高まっているのです。
個人差はあるとはいえ、坐骨神経痛まで発症していたのがメキメキと改善されて本当に良かったです。
** 写真は3年ぶりに来院された患者様から頂いた手作りのジャム **
紅ほっぺときび砂糖で作ってくださいました。
市販のツンとした甘さはなく、フルーツの爽やかさな甘さが上品でした。
手作りって何でも数段美味しいですね。