現在、3人の調理師さんが腰痛で来院されています。
皆さん、職場はホテルや病院、店舗などそれぞれですが共通して困っていることは、調理台や流し場が低いということ。
腰を前かがみにしなければ作業ができず、腰痛にお困りのようでした。
Tさん(30代・男性)とSさん(40代・男性)はお二人とも背が高いので作業テーブルはなおさら低く、猫背になった首は前傾し、首・肩回りも辛そうでした。
お二人とも術後はすぐに痛みが取れるのですが、その後の仕事の影響でまた少しぶり返すを繰り返していました。
4回ほどの施術で、用心のため付けていたコルセットも取って仕事が出来るようになりました。
前かがみは椎間板や関節に負担がかかるので、今良い状態でも定期的に骨格のメンテナンスをすることをお勧めします。
痛くなってからではお仕事が忙しいところを何度も通わなければなりません。
痛くなくとも月に1回のメンテナンスで、時間も有効に使えます。
Tさん(30代・女性)は先のお二人とは少し違う様子でした。
ストレートネックによる首痛と腰痛の他に、頭痛・めまいなどの症状もありました。
厨房は秒刻みの忙しさで、疲労で耳が聞こえにくくなることもあるTさん。
3回の施術後、日中は頭痛を感じなくなり、寝返りで痛かった背中も痛みも無く起きれるようになりました。
リラックスすると具合が悪くなる状態も改善され、休日も調子良く過ごせたそうです。
「今日はラーメンです」
と、晩御飯の支度を済ませてお休みの日に来院されたTさん。
煮卵とチャーシューはお手製で、前日からの仕込みだそうです。
「簡単ですよ!」
とおっしゃっていましたが、おうちでもお料理を作る気力があるのは元気な証しと思いました。
美味しい手作りのお料理を召し上がれるご主人はなんて幸せなんでしょう。
Tさんの元気をキープ出来るよう、頑張りたいと思います。