年末に支部の大掃除をしているとき、治療院からの転送で電話を受けました。
「受験生なんですけど、勉強していると背中が痛くて座っていられないんです」
翌日やって来られたMさんは、バレーボールで鍛えた背の高い青年でした。
1年前から背中が痛くなり、接骨院に通っても何も変わらず改善されませんでした。
「背骨や骨盤が曲がっていると思うんです」
と、自分でいろいろと原因を考えた末、カイロプラクティックを選ばれたようでした。
受験生なので、なんとか試験までに良くなってもらいたいと力が入ります。
初回は少し楽になったかなという感じでしたが、その後は劇的な変化がなかなか得られず、トントンと最終ブロックまで進行していきました。
すると、平行線だった状態がようやく上向きになっていき、やっと
「今日は痛くないんですよね・・・。動きづらいぐらい・・・」
と、体をひねりながらチェックしているMさん。
骨盤矯正中に確認すると、今まで痛かった所は背骨も筋肉も痛みが感じられないようです。
2日後の受験に間に合いました!良かったです!
受験が終わったらバレーボールの友達とスキーに行く予定のMさん。
「ボクって見栄っ張りなんですよ」
と、スキーまでに友達に自慢できる肉体作りをするのだそうです。
男性もそんなこと考えるんですね。
お友達の話を聞いてると、楽しそうでうらやましくなりました。
最後に、受験生に縁起かつぎで「キットカット」をあげると、
「ありがとうございます!」
と、満面の笑顔。
私よりもずっと背が高くてガッシリしているのに、キットカットでこんなに喜ぶところはまだまだカワイイ男の子なんですね。
そういえば、18の時は私もそうだったか・・・。