今年もあと少しとなりました。
年始を快適に過ごすために今年のうちにと、やって来られる患者様もいらっしゃいます。
Fさん(40代・女性)は当初、坐骨神経痛と腕のシビレ・膝の痛みで来られていましたが、ほとんど気にならないほど良くなってきていました。
元気になったところで大好きなコンサートやライブに頻繁に通い、寒い雨の中を歩き通したり立ちっぱなしでいたことが祟って、また症状が重くなってしまいました。
「もう今月はどこにも出かけません!」
と安静にしてくれたこともあり、12月に入ってからは徐々に改善され痛みもだいぶ軽くなってきました。
今年はこれが最後という日の帰り際、
「小指だけシビレがある」
ということでしたので、手首の施術を2,3分行うと
「シビレてない!」
と指を動かして確認し、笑顔で帰って行かれました。シビレが取れて良かったです。
次に来られたHさん(40代・女性)も右に首が動かせないということでいらっしゃいました。
Hさんは8月の施術終了から、首の痛みや頭痛、腰痛は再発していなかったというのに、いつもと反対側の右側の首筋だけが痛むそうです。
「1ヶ月前から痛かったんですけど忙しくて来れなかったんです。すみません」
と、私に謝る必要はないのですが恐縮しているHさん。
主婦でありながらお仕事をし、資格試験も重なって、さぞかし頑張っていたことが窺えました。
頸椎ディバーシと骨盤矯正で半分以上首を右に動かせるようになったのですが、まだ左右同じに至りません。
最後に随分前にセミナーで習った首痛テクニックを思い出し、やはり2,3分施術してみました。
すると
「痛くないです!軽いです!」
と、左右同じように首を動かしてくれました。
最後のテクニックが決め手となり、ここまで苦戦していたにもかかわらず、いとも簡単に首が動いたという感じです。ホッとしました。
「今年のうちに治って良かった!」
と、Hさんも喜んで帰って行かれ本当に良かったです。
最後のもう一息のところも、救ってもらえました。
患者様のお役に立てるように、セミナーの復習が大事です。