朝イチで教室に向うと、既にDR.ロイは静かに座って生徒達を待っていました。
セミナーは昨日の続きで、この日は下肢神経がメイン。
最終日は写真撮影もOKでした。
アメリカの生徒さん達は英語の出来ない小さなジャパニーズのおばさんにとても親切で、検体のベストポジションを熱心に譲ってくれました。
神経や靱帯、筋肉が分かるようにカイロプラクティックのためにカットされた検体は、とても貴重でありがたいです。
梨状筋をめくると坐骨神経が現れ、確かに指ほどの太さで下肢へと向かい、切れてしまわないよう丁寧に持ち上げてその走行を追ってみたり、膝蓋骨の下にある大腿骨と脛骨のジョイント部分を観察したりと、2日間にわたり、しっかり頭にやきつけておきました。
セミナーが終わり、別れを惜しみつつ大学を後に。
このあと道に迷い、膝がビックリするほどあちこち走り回り、30分遅れで無事皆んなと合流し、DR.ロイのオフィスへ。
私が迷子になることを想定して待ち合わせ時間を決めたのか、DR.ロイのお昼寝を邪魔することなく、ちょうど良い感じにスウェットオフィスに到着し、皆んなで夕食に出かけました。
アトラスオーソゴナルの創始者であるDR.ロイと、こんなに近くで普通にお食事できるなんてウソみたい!という気持ちですが、連日の睡眠不足と迷子になって今年一番の運動量で走った疲れで、感激している表情がうまく顔に出ません。
井上先生のおかげでこのようなお食事会に招かれ、一人ひとり直接質問もさせて頂けました。
本当にありがとうございました。
振り返ればアメリカにいる間毎日、DR.ロイとサトコ先生にお目にかかっていたのです。
日本に帰って今頃ジワジワと嬉しさを噛みしめ、2日もたたないうちにアメリカロスになり、白い色のカレーを食べたりしながら懐かしさに浸っています。
また行ける機会があれば、もう少し英語を話せるように準備したいと思います。
**写真は帰りの飛行機で窓際の外人さんに撮ってもらった雲海**
数秒差で太陽が翼に隠れてしまった!
(今回の旅は最初から最後まで、皆んなに親切にしてもらいました。ありがとうございました)。