4月から新しい環境で生活する患者様が八千代台最後の施術に来院されています。
関西方面に引っ越される方々ばかりで、皆さんアトラス・オーソゴナルの治療院が無いか、私に尋ねておられました。
息子さんと二人で通ってくださったYさん(70代・女性)は、やはり息子さんの転勤で八千代に来られたのですが、1年経ってやっと街に慣れたところでまた転勤。
ずっとマンションに一人引きこもっていたYさんが、八千代台で偶然Yさんと同じ福島が故郷のお友達と出会い、動悸・めまいも治り、みるみる明るく元気になったというのに残念です。
おっとりとして、泣いてた赤ちゃんもYさんの顔を見ると泣き止んでしまう、お地蔵様のようなお母さんでした。
福島訛りや、Yさんがゆっくりと帰っていく後ろ姿がかわいくて、私の方がほっこりと癒されていました。
「先生、今までアリガトね」
と、Yさんがハンカチを目にあてられた時、私までグッときてしまいましたが、次の患者様が部屋に入って来てくれたおかげで涙を抑えることが出来ました。
「私、年寄り好きだから、年寄り見つけて仲良くするの」
と、人見知りだったYさんが、八千代で暮らして少したくましくなったようでした。
とはいうものの、おっとりしているYさんが関西のスピード文化に入っていけるか心配です。
しかしYさんは、いつの間にかお友達もたくさん出来たし、お孫さんも国立受かったし、身体も健康に向かっているし、よく考えてみると心配していたことが全部うまく運んでいるのです。
「自分は運がいいんだ!」
と思っていれば、関西でもきっと大丈夫。
お元気でね、Yさん。
今までどうもありがとうございました。
** 写真は今朝の八千代台 **
桜は今が満開です。
ポップアップすると穏やかな晴天の上空に、ヘリから落ちていくパラシュート部隊を6つ発見。