Aさん(70代・女性)、朝、床から起き上がる時と前かがみの動作で腰が痛みます。
4年前に来られた時は1~2回で良くなり、いつも喜んでおられました。
その後は半年ごとに腰痛をぶり返すとやって来られ、その都度施術すればすぐに回復していました。
ところがコロナが流行り、しばらく来院されていなかったせいか、このたびの腰痛はいつものように順調にいきません。
「もう私の腰は治らないのかしら?」
と、弱気なAさん。
70代で腰痛となると腰椎や椎間板の変形、骨粗鬆などの原因が挙げられると思います。
骨の変形はカイロプラクティックで元に戻すことは出来ませんが、仙腸関節の歪みを正すことは取り組めます。
Aさんの背中から腰にかけての筋肉はガッチリと固いのですが、トリガーポイントは見当たりません。
痛む箇所は腰ではなく仙骨の辺り。
いつもの骨盤矯正に仙骨へのアプローチも加えてみました。
1週間後。
あのしぶとい腰痛は変化しているでしょうか。
Aさんに伺うと
「おかげさまで良くなりましたよ。どんな動きをしてもそんなに痛くない。」
とのこと。
本日も同様の矯正をし、更に1週間経過すると
「ウソのようにすっかり痛みが消えました。」
と、嬉しい報告をいただきました。
今後は良い状態を維持し、いつまでも自分の足で自立して歩ける健康な身体を目指し、時々メンテナンスしていきましょう。