腰の痛みで来院されたIさん(70代・女性)。
起床時階段を降りると太腿の両脇も痛みます。
ひとつひとつ確認すると、腰より下部の仙腸関節の付近、足の両脇の一番の出っ張った骨の部分、大腿骨頭付近が痛むようです。
Iさんは上半身が左に傾くクセがあり、頭を右に寄せてバランスをとっていることが見受けられます。
しかしご本人は全く自覚されてません。
体重軸受け部の仙腸関節は右より左に荷重され骨盤がゆがんでしまったのでしょう。
初回の骨盤矯正では、術後右側の骨盤に痛みを感じたそうです。
翌日にはその痛みは治まり、全体的には術前より良い感じ。
2回目からは腰椎5番の左回旋の調整も行い、更に痛みが弱まりました。
少し改善が見込めてきたことで、次の施術を10日ほど空けたことが良くなかったのか、3回目はに来られた時は調子が悪そうでした。
しかし同様の施術で痛みが無くなり、その後も常時痛かった状態が、日によっては無かったりします。
この日は4回目。
起床時腰に痛み無く、すぐにベッドから降りることは出来ますが、ゆっくりと慎重にしなければまだ安心できない様子です。
あと一息です。
頑張ってまいりましょう。