今年は地元の自治会の役員を2つ受け持つことになりました。
指示されたことだけやってればいいんだから楽だろう、なんて思っていたら、まぁ大変!
5月は役職2つ分の集金がそれぞれあり、各家を廻ります。
幸い私の組はみんな優しい方々で私を気遣ってくださり、すぐにお金は集まりました。
が、会計さんが徴収ガイドを読んでいなかったため領収書にトラブルがあり、再び8戸の家に3度も行く羽目に。
徒歩で廻っているので丸一日振り回され、2日経っても疲労が残ってクラクラします。
間違いは誰にでもあるので許せますが、ガイドを読んで正しく集金している私の言うことに聞く耳持たず、簡単にやり直しを命じる会計さんにがっかりしました。
小さなオバサンだからバカにされてるのかな、などと悶々としましたが、そこはグっとこらえて会計さんに領収書を渡して帰りました。
帰り道、村の小さな組織の中で仕事して、会社勤めの頃を思い出しました。
あの頃は私にも落ち度があって、それを黙ってくれてた上司には感謝しなければ、と生意気だった自分を省み、
「このことは、岩に刻むように憶えず、砂に書いたようにサッと忘れよう!」
と、会計さんを許す気持ちになっていました。
しかし、そう思ったのもつかの間、翌日の疲労の抜けない身体の重みがやはり
「もうこんな仕事はコリゴリだー!」
と爆発してしまい、なかなかオトナになれない私なのでありました。