Oさん(30代・女性)はゴルフ場でキャディのお仕事をされています。
同じ職場のYさんのご紹介で来られました。
OさんもYさんも美人なので、高級なことで名高いお勤め先のゴルフ場は、スタッフも洗練されているようです。
Oさんは両足の坐骨神経痛で整骨院に通われていました。
「何度か通ったけど何にも変らない!」
腰をかがめて歩き、ひとつひとつの動作のたびに苦痛な顔をするOさん。
電気を当てるだけで痛みは引いてくれそうにありません。
初回の施術後、ベッドから立ち上がるOさんは痛みが軽くなったようでした。
ご主人がお子さん二人を一緒に連れて車で迎えに来てくれました。
「良かったね。お母さん、少し楽になったって」
と、お嬢ちゃんに伝えることができました。
2回目の来院では両足の激痛が薄れたせいか、肩から腰、ひざの痛みが気になってきたそうです。
もともとこれらの症状は慢性化していたようですが、両肩甲骨と腰にかけての鉄板のような固さは、矯正中に触れると柔らかくなります。矯正が効いていることが確認できます。
この日は両足のシビレが取れました。
順調な改善が見込まれていたところ先日の大雪。
ゴルフ場の芝の上に積もった雪は土の上よりも溶けにくく、何日も積もったままだったようです。
ついにOさんも雪かきに駆り出されました。
「良くなっているけど、今日は雪かきしたから痛い・・」
と疲れ切った表情。
まだベッドの上で「痛っ」とつぶやくこともありますが、だいぶ両足を動かす可動域が広がって来ました。
4回目の施術では矯正方法が変わりました。
鉄板のような背中をマニュプレすると指が入るようになり
「うん、だいぶ柔らかくなった・・」
と、Oさんにも肩甲骨の張りが解消されていることを実感されている様子です。
この症状を抱えたまま寒い冬のコースに身体をさらさなければならないので、冷えには十分気を付けてもらいました。
今のところ毎回順調に良くなっているので、激痛のときの辛い表情も無くなりました。
このまま続けて行けば、必ず良くなっていくことでしょう。
**写真はお隣のマコトコベーカリーさんのフランボワーズ**
食いしん坊なので毎回食べ物の写真ばかりです。
「フランボワーズ=ラズベリー」って知ってました?
オーナーさんに教えてもらうまで別物だと思ってました。
こちらのフランボワーズ、種の粒からして本格的なジャムで、私が今まで食べてきたラズベリーとは違いました。
中に入ったチョコとたっぷりのフランボワーズがミックスした、(八千代台では)珍しいデニッシュです。
八千代台の整体の業務を月ごとにご紹介
タイトルはMさん(50代・女性)がカルテに記入した主訴です。
左足の方が症状は重くシビレもあります。
膝も悪く、血圧もかなり高いので頭蓋骨調整は注意しなければなりません。
「もうとにかく、夜寝るのも辛くて・・」
と、施術ベッドに仰向けになるのも困難です。
厳しい顔をしながら施術を受けていたMさんでしたが、終わってベッドから立ち上がると
「さっきよりいいかも・・」
と、少し明るい表情になりました。
これで安心してお見送りしたのですが、駅の反対に渡ったバス停にたどり着くと、Mさんの足の痛みは戻ってきてしまいました。
何度か施術を繰り返してきましたが、Mさんには初回の施術が一番効果があったと感じたようで、その後はいつも変化が無く停滞気味だとおっしゃってました。
しかし一つ一つ聞いてみると「右側のお尻はほとんど痛みを感じない」、「左足のスネは痛くなくなった」、「腿も痛みが取れてきた」、と段階を踏んで少しずつ改善している様子です。
残るは、左足付け根側面付近の激痛です。
施術後痛みが取れても、バス停まで歩くとまた痛みが出てきてしまうのです。
これがあまりにも痛くて、他が徐々に改善されていることなど気付きません。
年末最後の施術は4回目となり、検査により骨盤の調整方法が変わりました。
これで良い変化が表れ、Mさんが無事にお正月を迎えられることを祈りました。
そして年明け最初の施術日、
「調子いいですよ! 今日は(痛みが)少しだけ」
と、Mさんから報告を受けました。
前回の施術翌日からだんだん軽くなり、痛みが気になって眠れないことも無くなったそうです。
お正月を辛い思いをせずに過ごせて、本当に良かったです。
長時間歩くとまだ足の付け根に痛みが出ることがあるそうですが、ご本人の感覚では
「残る痛みは0.5!」
と、1割にも満たないようなので、そろそろゴールが見えて来たと思います。
** 写真は患者様のHさんから頂いたチキン南蛮 **
ご実家、宮崎のお土産です。
とっても柔らかい鶏肉と美味な甘酢、大変美味しかったです(甘酢、大好き!)。
地元ではどこのお店も揚げたてのアツアツを出してくれるそうです。うらやましい。
千葉にもそんなお店たくさんあるといいですねー。
毎日駅まで車で通勤しているのですが、途中日の当たらない長い下り坂があります。
昨日の雪が凍っていることを予想して、今朝は久しぶりに街の中を周回しているモノレールを使うことにしました。
中学の時からお世話になっていましたが、バイクや車で通勤するようになるとほとんど乗ることはありませんでした。
このモノレールは車のようにタイヤで走行するので、雪が降ると職員さんは幅30センチのレーンの上を歩きながら雪払いするそうです。
カーブではかなり斜めに傾くモノレール。雪など降ると滑って下に落ちるんじゃないかといつも心配なのですが、開業以来30年そのような事故はありません。
定刻よりだいぶ遅れてきたモノレールに10年以上ぶりに乗りこみました。
最近の走行静かな電車に乗り慣れてしまったせいか、「ガタン、ガタン」と時々起る振動に歴史を感じてしまいます。
車窓から見る風景は、中学校駅と井野駅あたりは以前と随分変わりましたが、他の街並みは昔のままほとんど変化がありません。
「キレイな街なんだなぁ」 と、高架から雪がこんもり連なる屋根を見降ろしつつ終点に到着。 電車に乗り継ぎ、治療院に着くとシャッター前には雪が小高く連なっています。
大家さんにスコップを借りて、2件隣のパソコン教室の先生と除雪。次に自分の店舗前を、最後にお隣のパン屋さん。
バイトのお姉さんが、「自分がやります」と言うのでスコップを渡したのですが、細っこい身体での慣れないスコップ使いはとても見ていられなかったので、私が雪かきしてあげました。
私のスコップ捌きを見て 「わー、雪国の人ですか?」 と感心されましたが、私はただの田舎の人です。
私も開業したばかりの年は大雪が降って、あの時は店舗前に積もった雪をどうして良いかわからず戸惑いました。
お向かいの美容室のお姉さんが声をかけてくれたり、近所の店舗の方々がスコップ調達してくれたりと、いろいろ助けてもらったものです。
今度は私が助けられるようになったことに、時の経過を感じます。
ひと段落して店舗の中から外を眺めると、通行する人たちが私が除雪した所を歩きやすそうに通っているのが見えます。
いつもの朝より身体をたくさん動かしたので、一休みしてから11時の患者様を迎えました。
夜もまたモノレールで帰ります。
たまに乗ると、いろいろ新鮮に見えるので楽しいかもしれません。