八千代台の整体の業務を月ごとにご紹介
プロのお仕事
以前から、いつかやらなくてはと思っていた喪服のお直しに都内まで出かけました。
予約日だった昨日はあいにく雨に降られてしまい寒かったのですが、街は歩行者天国で賑わい、店まで歩くと汗ばむぐらいでした。
この喪服は私が20代のOL間もない頃、祖母が亡くなり急いで買いに行ったものです。
母に
「皆んなが黒を着てるから並ぶと品の良し悪しがよく分かる。黒だけは恥ずかしくないのを買ってくるんだよ!」
と言われ、少し奮発して買ったものです。
その後、喪服を着る機会はそんなにありませんでしたが、20年経った今も幸いにしてサイズが変わることなく着れてます。
ただ当時の流行で肩パットが入っており、これがなんとも古臭いので、今回肩幅をつめてもらおうとプロの専門店に行きました。
初めての高級リフォーム専門店に
「こんな喪服持っていって失笑されるかな・・」
と、少し不安になりました。
私と同じ時間に予約だった男性客と一緒に店の扉を開け、二人とも別のフロアに案内されました。
男性客はダッフルコートの補正のようです。男性のフィッターと親しげに話しています。
私には女性のフィッターが就いてくれ、こんな古い喪服でも嘲る様子もなくサバサバと、バランスを見ながらマチ針を刺してお直しの提案をしてくれます。
いつしか最初の不安も取れ、気が付くといつもの陽気な私になって鏡をチェックしていました。
そしてジャケット全体を直す料金は、新しい喪服の購入に投資した方が良いか迷う金額でした。
古い喪服は薔薇の刺繍が気に入っていて、最近ではこういう装飾のあるものはあまり見かけません。
この金額で直しても全体的なデザインの古さは否めず、新しいデザインに買い替えた方がいいのですが、刺繍が捨てがたいのです。
肩幅ツメのみでバランスを整えることに決定し、料金はグーンと安くなりました。
この古いタイトなデザインが珍しくて意外と斬新かも・・と、考えればまだまだ着れます!いや、着こなします!
こうしている間にもフロアには、私の後の次のお客さまが入って来られます。
東京の中心地なだけにお直ししたい方がこれだけ集まるものなのですね。それはお店の信頼と実績によるということも、ここに居た数十分で感じ取れました。
そしてなかなか行けずにいた用事を一度に済ませようと、この店にほど近い宝石店にもネックレスの糸替えに足を運びました。
こちらのお店では顧客に毎年無料で糸替えをしてくれるのです。
汚れや湿気でのびてしまう絹糸を、年に一度メンテナンスしてくれるとても嬉しいサービスです。
どちらのお店もプロの意識を感じました。
人々の求めていることに正しい方法で精いっぱいのサービスを提供して受け入れられていくこと。
よく考えて毎日の仕事に打ち込みたいと思います。
*** 名物ツリー ***
今年も名物ツリーが早くも登場。
12月になるとあちらこちらの街がイルミネーションできらめきますね。
次に来るときはライトアップされた東京駅の威容と、丸の内イルミネーションのコラボを見たいと思います。
八千代台駅徒歩3分、八千代台カイロプラクティック整体院
2012年11月24日
ぎっくり腰
Iさん(20代・男性)は朝起きたときにギックリ腰をやってしまいました。
最初整骨院に電話をするも、混んでいるので10日ぐらい先でないと治療できないとのことでした。
ものすごく繁盛している整骨院のようです。
次に整骨院でなく、当院を選んでくださったのはありがたいことです。
ギックリ腰で痛々しい様子で来られる患者様のイメージとは違い、長身でニット帽の似合う男性が普通に歩いて来院されたので少し安心したのですが、やはり施術ベッドの上で体を動かすと激痛が出る様子です。
過去にヘルニアとギックリ腰も2回目ということなので、ヘルニアを誘発していないことを祈りました。
施術が終わり、ベッドからすっくと立ち上がれるかどうか緊張するところです。
「あっ、楽になってる・・」
と、Iさん。
朝は足踏みなど出来なかったそうですが、今は普通に足踏みが出来ます。
まずは一安心です。
次の日も来てもらうと
「だいぶ楽になりました。」
と、もう治っているんじゃないかという感じのIさん。
たしかに何度確認しても検査に出ませんでした。
「整体って違うんですね。接骨院で電気流して楽になっても5分で戻っちゃう」
Iさんのこんな言葉と早い改善に、とても嬉しい気持ちになりました。
患者様のお役に立てれば私も幸せです。ありがとうございます。
***お隣MACOTOCKOベーカリーさんから頂いた試作品のキッシュ ***
ほうれん草、ポテト、ベーコン、好きなものばっかり、美味しいはずです。
バター、クリーム、ベーコンなどの材料が良品だと分かるキッシュでした。
こちらのパンはどのパンも、良い素材を惜しげなくふんだんに使っていて、オーナーさんの愛を感じます。
八千代台駅徒歩3分、八千代台カイロプラクティック整体院
2012年11月17日
幸せオーラ
自衛官のKさん(30代・男性)から突然電話がありました。
前回お会いしたのは、震災で福島から帰ってきたばかりのところメンテナンスされたのが最後です。
今日は朝寝起き一番に筋トレをして背中を攣ってしまったそうです。
ふだんのお仕事だけで充分だと思うのですが、Kさんは筋肉美を愛しているのでトレーニングを欠かしません。
ちょうど赤ちゃんを連れてくるママさんの予約がありますが、痛そうなKさんも同時に施術することにしました。
先に来られたのはKさん。
あとから来る赤ちゃんが、男の人を見ると泣き出してしまうので気を悪くしないように言うと
「うちの一歳半の娘も男を見ると泣きます」
とKさん。
あれっ?と少し考えこんでいるとKさんが先に
「あ、俺、再婚したんですよ」
とのこと。
Kさんは忘れてしまったと思いますが、3年前最初にお会いした頃離婚されていて、早く新しいお嫁さんを見つけるよう話していると
「もう自分には女性は無理だと思います」
と、イケメンなのに妙に弱気というか、ストイックな感じでした。
「国を守れても女一人守れないんじゃダメ」
と、結婚したこともない私がエラそうなことを言ったのですが、神妙な顔をしたKさんはその時すでに意中の女性がいたのかもしれません。
骨盤矯正中のKさんに
「なーんだ、Kさん、良かったね!おめでとう!」
と言ってると、ママさんと赤ちゃんが入って来られました。
Kさんは赤ちゃんが泣かないように気を使って、目を合わせないようにしていたのですが、赤ちゃんは興味津々でのけぞってKさんを見つめています。
ついに目が合って
「こんにちは・・」
とKさんがおそるおそる話しかけてみました。
「このお兄さんは自衛隊の正義の味方だから怖くないよー」
と私が言ったことが理解できたのか、赤ちゃんは泣きませんでした。
「スゴイ!泣かなかった!」
そのあとママさんとKさんと二人同時に施術している間も、赤ちゃんは笑ったり遊んだりして泣かなかったのです。
時折赤ちゃんにずっと見つめられていたKさんは、少し緊張しながら施術を受けていましたが、終わってベッドから立ち上がると、背中の張りは消えていました。
ぎっくり背中はもう大丈夫そうです。
Kさんがバイバイしながら帰っていくと今まで大人しかった赤ちゃんが急に
「わぁーん!」
と泣き出してしまいました。
よっぽどKさんを気に入ったようで、Kさんの顔を見ると泣き止みます。
赤ちゃんは妖精が見えるらしいので、Kさんの温かい幸せオーラが分かるのかもしれません。
だから泣かなかったのね。
そんなわけで自衛官、赤ちゃん、若いママさんに私という、なんとも異種多様にぎやかな一室で時間が過ぎました。
今日は午後もにぎやかな患者様たちが来られます。
頑張っていこうと思います!
2012年11月13日
自律神経失調症
Oさん(20代・男性)は首と耳の奥、鼓膜の痛みで来院されました。
2年前に営業のお仕事によるストレスでメンタルクリニックに通われていました。
お仕事を変えられた今も、ストレスがたまると首や耳が痛み出します。
2、3日おきの施術の間、毎日あった耳の痛みが1、2回に減りました。以前は一日中痛かったようなので、かなり良い状態に変化してきました。
そして4回目、風邪で久しぶりに来られたOさん、3週間のあいだ昨日まで耳も首も痛まなかったそうです。
だいぶ長いあいだ痛みが出なくなりました。
Oさんは空手を習い始めて2年になるそうで
「先生、この動画を見てくださいよ!」
と、先日出場した試合をアップしたYoutubeを見せてくれました。
道着を着た凛々しいOさんの姿が映された試合風景。
私は空手のルールは分からないのですが、どう見ても対戦者よりOさんの方が回し蹴りのフォームも良いし手数も多く思えました・・、が引き分けだったそうです。残念!
そして先日、やはり仕事によるストレスでウツになってしまったIさん(40代・男性)が新規で来院されました。
Iさんはウツについては以前よりだいぶ前向きに物事が考えられるようになり、落ち着いてきたとおっしゃっていました。しかし首の痛みや頭痛などがあるのです。
IさんもOさんと同様に、脳せき髄液の循環が良くなるように骨盤を調整し自律神経系のJNTを行いました。
施術が終わると
「すごく楽になりました。来たときと全然違います!」
と、首や肩を動かしています。
Iさんはお仕事柄、広告などのアドバイスをいろいろしてくださり、丁寧な説明をしているときの表情は明朗快活で、
「Iさん、うつ病、もう治ってますよ!」
と私が言うと、Iさんもニッコリ笑っていました。
Oさんも、Iさんも明るく、施術中笑顔か絶えません。
ストレスで萎えてしまったようには思えないのです。
辛かったひとつの試練を乗り越えているのでしょう。
このまま自然治癒力が高まり、改善していくことを願います。
***写真は頂き物のラ・フランス***
食べごろのようですが、私的にはもう少し柔らかくなるまで熟すのを待ちます。
腐る寸前の甘さがたまらないです。
2012年11月10日