Ｓさん（３０代・男性）は、以前五十肩で通われていたお母様の紹介で来院されました。

やはり後手にすると肩の痛みがあったのですが、それよりもご本人が一番困っていることは、肩から背中、胸、脇腹にかけて電気の走るようなチクチク、ピリピリ感でした。

痺れているというよりは、ヒリヒリと焼けるような痒いような感覚だそうです。

去年の秋頃から発症し、人間ドック、皮膚科、リウマチの検査、首のＭＲＩ、神経内科でのＭＲＩと、あらゆる検査をしてきましたが、全て異常無しでした。

オフィスの空調は自動管理され寒くても操作できず、一日中パソコンでお仕事をされると、冷えからくる関節痛とピリピリ感が増してくるそうです。

Ｔ５の矯正をし、Ｒ３、２を行いました。

Ｒ３は腕からジーンとくる感覚が無くなる角度でセットすると、施術ごとにピリピリが弱まり、肩上だけ、胸だけ、脇だけ、背中は無くなった、となり、５回目でやっと

「ビリビリが無くなりました」

という報告が聞けました。良かったです。

血行や冷えの問題も考えられるのでリンパだけでなく、今回のセミナーで学んだ矯正も次回から付け加えてみたいと思います。

残る肩関節も、もう一息です。頑張っていきましょう。

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自衛官のＴさん（３０代・男性）は、３年前からの右側の首・背中・腰にかけての強い張りが取れず来院されました。肩や胸筋に痛みもあります。

今までにいろいろな治療を受けてこられたようで、県内の有名な整形外科で検査をしたのですが原因がわからず、慢性疼痛と診断されました。現在は紹介でメンタルクリニックやペインクリニックに通院していますが、一向に良くならず大量の薬を飲んでいる状態でした。

Ｔさんは今まで滅多に風邪をひいたことがなかったのに、薬を飲み始めてから身体がだるくなり、風邪もひきやすくなったと感じているようです。心的ストレスなども思い当たらず、病院の治療に疑問を感じていました。

ＭＲＩで異常が見つからなかったということは椎間板や背骨に異常は無いので、素直にカイロプラクティック検査に応じた施術を行いました。ブロックで骨盤を整せば肩峰や烏口突起も整されるので胸筋の痛みも無くなるでしょう。

これだけ立派な筋肉のＴさんが辛いのですから根本原因は深そうです。１回目の術後は背中から腰にまだ違和感が残っていましたが、２回目の今日は

「今は何ともないです...。楽です」

と神妙な顔つきで腰を反ったり、くるりと回したりしてじっくりと痛みを確認していました。

訓練でかなり肉体を酷使するでしょうから、これからの施術が重要です。

ペインクリニックなどの薬を飲む必要が無く、痛みが解決することを目指したいと思います。

ギックリ腰・首痛・頭痛・肩こりは 八千代台カイロプラクティック整体院

今日は一日冷たい雨の日となりましたが、先週の金曜日は２０度ほどにも気温が上がった大晴天の日でしたね。この日はお休みをいただき、父を松戸にある病院まで診察に連れて行きました。

電車では父の身体に負担がかかるので車に乗せて出かけるのですが、国道１６号に出るために佐倉と八千代の境界にある田んぼや雑木林の中の裏道を抜けて行きます。この道は私が幼少の頃、共働きの両親が私たち姉妹を八千代の祖母に預かってもらうためによく通った道です。

一日中いとこ達と散々遊んだあと夕方に父が迎えに来て、私達はいとことの別れを惜しみながら車に乗せられ、またこの道を帰っていくのです。

あのときは運転席の横でふざけあってる私達のことなど気にもせず、寡黙に運転していた父だったのに、今は私が運転席、その横の助手席で小さく座っている父。全く逆になってしまいました。この道にさしかかると、父も隣で同じ事を思い出しているかな、と考えたりします。

１６号を抜けて、鎌ヶ谷、松戸と行く途中、松飛台という街を通ります。広い道路で紙敷という街まで約２kmの間、両側に桜の大木がずらりと並んでいます。

「ここは桜が咲いたらすごいだろうなぁ、ずいぶん長いこと桜が続くぞ」

と窓を過ぎ行く桜の大木に目を細めている父。子供の頃からあまり私達と口をきかない父だったので、花に関心のある言葉が出てきて少し意外でした。

「すごい桜のアーチになりそうだね。桜が咲いたら、遠いけどお母さんも連れて見に来ようか」

と私が言うと少しうれしそう。

手術が成功しなければ、こんなふうにお天気の良い日に和やかに父とドライブすることもなかったでしょう。本当に生かされているということに感謝します。

この通りの近くには五香の有名な「さくら通り」もあるようです。

これまでに家族そろって出かけたことなど一度も無かったので、五香まで私の運転で連れて行きたいなと思います。

早く温かくなって、桜が咲いてくれる日が待ち遠しいです。

ギックリ腰・座骨神経痛は 八千代台カイロプラクティック整体院

夕方の患者様を施術していると、突然Ｍさん（２０代・男性）が飛び込みで入って来られました。足が肉離れしているように痛むということでした。

「肉離れとか捻挫は目の前の接骨院で診てもらって下さい。まだやってるみたいだから行ってみたらどうですか。腰痛や肩こりなどはうちでお受けしますよ」

と言うと、接骨院に足の治療に行き１時間後に再びやって来られました。足首にはテープが巻かれており捻挫ということでした。

Ｍさんは３日ほど前から新しい職場で営業のお仕事を始められ、一日中歩き続け足を痛めてしまったようですが、以前から身体全体にこりや痛みがありました。

「もう身体がボロボロなんです」

と、つらそうなＭさん。特に背中から腰にかけてはうつ伏せになった状態で、奥様に足で乗っかってもらっているほどです。

R３、２で施術。ブロックの最中に

「背筋が伸びてる感じがする...」

とＭさん。しばらく休んでベッドから起き上がってもらうと

「あ、腰のだるさが無い！何で!?」

揉んだり、ボキッともしないのに、いつの間にかこりやだるさが消えて不思議そうなＭさん。

来たときよりも元気になったＭさんは、施術中に鼻に当たって邪魔だったベッドのクリップを外してくれるとおっしゃいました。

前々からこのクリップは外したいと思っていたのですが、私にはネジがあまりにも固く、ついにネジ山をつぶしてしまい２度とドライバーが回らない状態にしてしまったのです。

今までにも親切な力自慢の患者様がこのネジを外すことに挑戦してくれたのですが、どんなマッチョな方もネジ山がつぶれてしまっては無理でした。なので小柄なＭさんには無理だと思い（失礼しました）

「腰がまた痛くなったら申し訳ないからいいですよ」

とお断りしたのですが、Ｍさんはニッコリ笑ってドライバーを持ちネジ山に差し込むと、今まで動かなかったネジはゆっくりとクルクル回り始めたのです！

「うそ～っ！回ってるっ！スゴイっ！今まで誰がやっても回らなかったのに！」

本当にびっくりしました。

Ｍさんは

「８の力で押して、２の力で回す」

とニッコリ得意げな顔。

私はこのクリップのせいでベッドを買い替えたいぐらいだったので、本当に嬉しかったです。Ｍさん、ありがとう！

Ｍさんはブロックテクニックで、私はネジ回しで、「何で!?」とお互いに驚き合った嬉しい日となりました。

ぎっくり腰、座骨神経痛、肩こりは、八千代台カイロプラクティック整体院