腰痛ということで予約を取られた患者様が電話から3分もしないうちにやって来られました。お仕事帰りに立ち寄ったという感じです。
お聞きしてみると、この患者様は接骨院にお勤めされレスリングをやっておられて逆三角形の大きな背中に上腕筋がムキムキとした逞しい身体です。この日もレスリング道具の入ったカバンを持っておられました。
「なぜ、ご自分の接骨院で治されないのですか」
とお聞きしましたら
「うちは癒しですから。最近痛くなったので、ちゃんとやっておこうと思って…」
とおっしゃいました。
レスリングで椎間板ヘルニアになったのが6年前。腰痛ということでしたが、右肩から肘までの痛みと小指の痺れも時々あります。
まず問診と施術計画についての説明を最初にしました。接骨院ではこんなに説明はしないということです。
「本当はこのぐらい問診した方がいいんでしょうけど、時間で回さなきゃいけないんで…」
とのこと。
肩周りやSS、R2、頭蓋骨調整を行いました。
指は常時痺れてないので、今は痺れはないということでしたが、腰の方はベッドから楽に起き上がれ手ごたえがあったようです。
保険が適応されるご自分の接骨院と比べると、はるかに高い施術料金。
「自分の(身体の)ためには、なかなか金を使わない」
ボソリとおっしゃっていましたが、はたしてローテーション通りに通われるのでしょうか。施術計画に沿って通院することが改善の早道だと理解してもらえたでしょうか。
次回は電話で連絡すると言って帰られました。
だましだまし生活し、ものすごく痛くなってからの施術ではトータル的に改善時間がかかります。
ぜひとも施術計画通りにお越し下さい。