常に右手にシビレのあるTさん(60代・男性)、首を動かすと激痛が走り、寝る時も背中の痛みでままならない状態です。
レントゲンを撮ったその足ですぐ来院されました。
こちらでレントゲンの線引きをしている間、椅子に座ってお待ち頂いたのですが、シビレはあるものの痛みは出ていない様子でした。
しかしベッドに仰向けで寝ると痛みが走り、しばらく顔をしかめています。
ようやく落着き、ヘッドピースに頭をのせてもらい、機械で「パチン」と瞬間的に矯正を行いました。
以前、頚椎ヘルニアでTさんと同じように常時辛そうにしている患者様がいらっしゃいましたが、それでも術後は少し痛みが軽くなっていました。
しかしTさんの場合は
「痛い。腕がビンビン痺れてる。」
と、うなだれ辛そうです。
「でも首は痛くなくなった」
と、Tさん。
強いシビレがありましたが、この日はこれで様子をみることにしました。
数日後、Tさんから予約の電話があり、
「不思議なことにね、首が動かせるようになったんだよ」
とのこと。
痛みが弱まることもあるそうで、本当に良かったです。
Tさんには、遠方までレントゲンを撮りに行ってもらった甲斐がありました。
また、これだけ痛みのある患者様のレントゲンを、キレイに撮ってくださった先生にも感謝したいと思います。
ありがとうございました。