「頸椎ヘルニアで困ってる人いるんだけど、診てもらえる?」
と、患者様のYさんから電話がありました。
Yさんの取引先の方で、腕と背中の痛みで寝ることが出来ず、MRIも途中で中断されたということです。
AOはまさにそのような方に適したカイロプラクティックなので、当然お受け致しました。
お仕事の合間に重たいビジネスバッグを抱えて来院されたTさん(40代・男性)、はるばる川崎から長時間電車に乗って来るのは辛かったと思います。ここまで来てくださったことをありがたく思いました。
Tさんは右側の痛みを避けるため頭が左に傾き、仰向けになると肩がベッドに触れるだけで痛みが出て、どのような動きにも苦痛の表情を浮かべます。
初回はシンプルにカイロプラクティックだけ行いました。
首の状態を検査するため検査椅子に座ってもらうのですが、頭が左に大きく傾き、顔も左を向いています。
ご本人は真っすぐにしているつもりですが、痛みを逃すため本来の位置よりもかなり左に傾いていると思います。しかしどのように反射するかが重要です。
左右の重りに反応した反射の結果、Tさんのメジャーは左となりました。
その他の首の状態から、AOテーブルには右肩を下にし、首を右に曲げて寝てもらうこととなり、Tさんにとっては最も辛いセッティッングとなってしまいました。
パチン!と矯正が終わり、即座にベッドから起こすと
「すこし軽くなっている気がする・・」
と、右肩をさするTさん。
短かった右足も揃っています。良い結果となることを祈りました。
そして翌日、人差し指のシビレは残っているものの肩甲骨の痛みは弱まり
「このまま治るかも!」
と、Tさんは思いました。
その後も通院し、良くなっては仕事でまた戻るを繰り返し、前回の施術でようやく3~4日良い状態で仰向けで寝れるようになりました。
遠方から頑張って通われているTさんのため頑張りたいと思います。
そしてTさんが、遠くても通ってみようと最初から回数券を買われたのは、Yさんがすごく良い説明をしてださったのだろうと思います。
Yさん、ありがとうございます!感謝いたします。