1週間前から左の奥歯が痛み、頬からこめかみを伝い頭頂部まで痛み出してしまったNさん(40代・女性)。
虫歯ではないと歯医者さんに言われ、うちにやって来られました。
もともと顎関節症で歯科医に通院していたこともあるそうです。
頸椎1番はその上に頭蓋骨を乗せており、Nさんは首と後頭骨の関節部も痛いのです。
左足には坐骨神経痛も有り、頭蓋骨の歪みは骨盤へも影響を与えています。
後頭骨が歪むと蝶形骨や顎関節を形成する側頭骨を歪ませるので、土台となっている頸椎1番の矯正は必須です。
初回、オーソゴナルで頸椎を矯正すると歯の痛みは無くなりました。
コンピュータで頸椎を検査すると良い状態で安定しています。
2回施術すると坐骨神経痛だったお尻や太腿の痛みも改善されました。
本日オーソゴナルを行うと、こめかみから頭部の痛みは無くなり安心したのですが、奥歯を噛み合わせると顎関節にまだ痛みがあります。
Nさんの下顎骨窩は側頭骨が内旋して前方へ、そのため下顎骨は後方へ変位していました。
側頭骨と下顎骨の矯正を行い、歯を噛み合わせてもらうと
「痛くない!」
と、Nさん。
何度も奥歯を噛んで確認し、目をキラキラさせて喜んでいます。
10日間ずっと苦しんでいた歯からくる頭痛は相当辛かったはずです。
ようやく解消されました。
今は頭のてっぺんから足の先までどこにも痛みが無い状態でしたが
「もう1回来ます」
と、私が言うより先に自ら予約を入れられました。
Nさんから頂けたオーソゴナルの信用と、頭蓋骨調整で感じる目に見えない力に深く感謝致します。
今回もありがとうございました。