先週は首の症状やめまいなどの新規患者様が目立ちました。
Hさん(30代・男性)は首を動かすと肩甲骨や肩に激痛が走り、真っ直ぐしか首を向けることが出来ません。
施術ベッドに寝る時でさえ首から痛みが出て、ピクリとも首を動かせないのです。
身体に負担のかからないオーソゴナルだけを行いました。
パチンと矯正が終わり、ゆっくり首をいたわりながら起き上がったHさんに、首が動かせるか確認してもらいました。
首は左右に動き、仰向けになって休んでもらうと腕も上がるようになり
「これ、何なんですか」
と、少し驚いている様子でした。
3日後にもう一度来てもらうと、日に日に良くなっているということで良かったです。
Tさん(40代・男性)は左上腕部から肩甲骨にかけての痛みと指のシビレです。
初回は矯正直後に何も変化が無かったのですが、10分ほど休んでからテープを貼っていると
「シビレが取れて来ました」
と、おっしゃいました。
Tさんは施術があまりにもソフトで矯正されたという感じがしなかったので、テープでシビレが取れたと思ったようです。
次に来られた時、自らテープを貼らないよう私に申し出て、施術の効果を確認したい様子でした。
術後、時間の経過とともに症状が軽くなっていったので
「これで矯正されるんですねぇ」
と不思議そうにAOベッドを見つめていました。
今日も
「軽くなりました!」
と言って帰られました。
Kさん(50代・男性)は人差し指のシビレとマヒのような感覚の鈍さで来院されました。
今までなんともなかったのに突然症状が表れたKさんは、1回の施術でシビレは取れると思っていました。
しかし症状が出たのは今でも、歪みは10年も20年も前から始まっていたのです。
1回2回で元の状態に戻るほど簡単ではありません。
これまでにずっと肩コリがあり、背中は常にパンパンな状態だったのです。
そのことを理解して頂き施術にのぞむと、効果は翌日表れました。
ゴムできつく縛られたようなシビレは弱まったそうです。
その後、朝は症状が軽くなるものの、夕方疲労がたまるとシビレは強まり、もうひとふんばりの状態です。
Kさんの頸椎のイメージ、それによるヘッドピースの高さや肩の調整など、精度や指先の感度に集中して、この状態を乗り越えたいと思います。
患者様の改善を一日でも早めることが出来るよう、頑張りたいと思います。