心理カウンセラーをなさっているFさん(50代・女性)。
背中から腰、臀部、ふくらはぎまで、全て左側に症状がありました。
特に両足裏の違和感は一番気持ちが悪く、随分病院をまわられたようです。
それでも良くならず
「もう、西洋医学は信用しておりませんの」
と、おっしゃってました。
お仕事柄、医療や気功の勉強も十分されており、症状を説明されるとき、筋肉の名称や医療機器など専門的な用語が飛び出してきます。
とても辛そうな面持ちで両足裏を指し、
「何か1枚ふみつぶしている感じ」
と、感覚が鈍いような気持ちの悪い違和感を訴えていました。
モートン病ではなく、坐骨神経圧迫が原因のはず、腰椎の5番に操作していると
「あっ、今(違和感が)無いです、無いです!」
と、Fさん。
私も 「よしっ!」 と思い、両足とも交互に施術しました。
しかし、術後はまたジワジワと違和感が出てきてしまいました。
「これは長く患っているからね」
と、Fさん。
気を取り直して、そのあとはオーソゴナルです。
術後のスキャニングは良好でした。
足の長さが揃うことも効果を知るうえで有効ですが、首が柔らかくなっていることは、なおかつ私が安心できる指標です。
「あー、少し楽になったわ」
と、身体が軽くなられたのか、施術後は観葉植物を観察したり、少し饒舌になったFさん。
ちょっと元気が出てきた様子です。
次回もまだ施術が必要ですが、多忙なFさんは予約を決められず帰られました。
それから3日経ち、Fさんから電話がありました。
「あれから翌日、足裏の感覚が元に戻ってくれました。ご報告しようと思って」
ありがたいご報告をいただいて本当に嬉しく思いました。
長いことお困りだった症状が、奇跡的にも取れてくれたこの素晴らしい知恵を授けてくださった先生方に感謝したいと思います。
ありがとうございました。