Nさん(30代・女性)は婦人科系の症状で先ごろまで入院していたのですが、入院直前から現在に至るまで左足の付け根が痛み、寝ていても足を伸ばせなくなってしまいました。
これまでにも過去に同じような痛みを経験したことがあるようです。
歩くのも足を伸ばせず立つことも力が入らず、ゆっくりピョコタン、ピョコタンとやって来られました。
股間節の可動性をチェックすると異常がありません。
原因は股間節ではないようです。
足の筋肉の起点となっている骨盤を矯正することで改善が予測できました。
施術中、ベッドに仰向けになっても痛みで膝は曲がり伸ばすことが出来ず緊張しています。
骨盤の重さを利用した矯正ですので力を抜いてしっかりとご自身の体重をのせてもらわなければなりません。
少し工夫をして骨盤矯正を施しました。
それでも筋反射検査は可となり、この状態で2分間の持続圧を行い矯正しました。
矯正後ベッドから起きて立ってもらうと
「あっ、痛くない。来た時よりも立てます!不思議~!?」
とNさん。
しかし足踏みするとやはり痛みがまだあります。
そして2回目の施術後は駐車場まで足を引きずらずに歩いて帰り、夜も足を伸ばして寝れるようになり、どんどん改善しています。
本日3回目の施術では、少し痛みが残る程度でした。
ところでNさんのお父様は京都に住んでおられるそうですが、ヘルニアで辛い思いをしているそうです。
ご主人が
「こんなに痛みが取れるなら、同じグループで京都に近い治療院を紹介してもらったら?」
と提案されたそうですが、残念なことに関西ではまだグループ開業者がおりません。
しかしご主人様にこのような有り難い言葉をいただけたことは、とても嬉しく思います。
患者様の嬉しいお言葉を励みに、ますます頑張りたいと思います!